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2010SPP(2nd‐stage)活動報告

2010年8月19日(木)、この日から2010SPPも2nd‐stageに入りました。東海大学理学部化学科の関根嘉香先生を迎えて、「大気環境の化学:窒素酸化物(NOX)」というテーマで講義を受けました。地球全体の大気環境をグローバルな視点で取り上げた1stt‐stageから、今回は地域の大気環境の相互関係を考察します。

後半はNOX測定用パッシブ・サンプラーの作成を中心に実習しました。TA(ティーチング・アシスタント=助手)の池田四郎先生と熊坂美前先生に、マイクロピペットの操作方法や、測定に使うサンプラーの作り方等を丁寧に教えて頂きました。

生徒は各自サンプラーを持ち帰り、自宅で外気や室内の空気を24時間サンプリングします。後日これを東海大学に持ち寄り分析します。

 

2010年8月21日(土)、東海大学湘南キャンパスで19日から各自が自宅でサンプリングしたパッシブ・サンプラーの分析実習を行いました。当日は、各班に一人のTAの学生についてもらい、とても丁寧に実験の方法等を教えていただきました。午後は、実際の自動車の排気ガスから出されるNOやNO2の分析も行いました。どの実習も日頃学校ではできないもので、生徒たちにとってはとても有意義な一日になりました。この2日間、関根先生をはじめ理学部化学科の皆様にはいろいろお世話になりました。ありがとうございました。

 

2010年8月26日(木)、神奈川県環境科学センターにおいて5名の研究員の方から「神奈川県の大気汚染の現状と対策」について、講義を受けました。神奈川県の大気環境がどのように変化してきたのか、それに対しどのような対策を行ってきたのか、大気汚染のメカニズムとともにこれからの課題などについて、現場の生の情報をもとに具体的に説明していただき、生徒たちは大気汚染というものを科学的にとらえることができたようです。最後に、当日の学習を通して感じた課題と、今後の対策について生徒たちから意見発表があり、センターの研究員の方々からの講評をいただき、今後の学習活動にさらに意欲的に取り組んでいけると感じました。このあとSPPは最終段階に入り、1st-stage、2nd-stageを通して学んだことをまとめ、自分たちの課題を見つけ発表する作業に入ります。