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相模中等部1年 いのちの体験教室(11/10~11)

中等部1年生は、防災発生により学校教室体育館で一晩過ごす体験を行いました。
まず、防災住宅研究所の方より、日本における災害や近年の災害における被災者の声を取り入れながら防災講習を受けました。生徒たちは真剣な眼差しでメモを取り話を聞いていました。

講習終了後には、自分たちで夕食作りです。防災備蓄品のアルファ米わかめごはんの準備です。ここから1時間待ちます。水を入れるだけで簡単に作れますが、やはり完成までには時間がかかります。

1時間待っている間にテーマ別訓練を受けました。災害に遭遇した場合の対処の方法をグループで考えたり、AED講習、簡易トイレ・簡易寝袋の作成を行いました。グループで意見を出し合ったり、積極的に活動していました。緊急時の対策を事前に考える良い機会になりました。

待ちに待った夕食です。初めての防災備蓄品の実食でしたが、災害時には手軽に手早く準備ができる実感しました。また、限られた量しかないという、いざというときの食べ物の大切さを体験できたのではないかと思います。
夜は簡易レスキュー寝袋で寝るために、教室に段ボールを敷き、そのうえで就寝しました。

翌朝は6時起床で片付けをして、アリーナで体操や集団行動をおこないました。また、帰宅方面別に集団で帰宅できるようにグループになるシュミレーションを行いました。その後、朝食には防災備蓄品の缶パンを実食しました。

最後は閉会式を行い、全員無事に帰宅しました。
いのちの体験教室を通して災害時などに、必要な行動を理解する体験ができ防災に対する意識を高めることができたと思います。