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【華道同好会】今月の活動内容 25/1/9

 外部講師の先生にご指導いただき、華道同好会生徒たちが作成した今月の作品を廊下に展示しました。 今年初めてのお稽古は、赤芽柳と水仙を使い「新春」をテーマに生けました。

 赤目柳は若葉や新芽が赤みを帯びる性質からその名がついたそうですが、秋口から枝も赤くなりますのでクリスマスリースの土台やお正月のアレンジメントに使われることもあります。

 枝がしなりやすいのでゆっくり曲げていくと赤い冬芽の皮が破れ、白銀の綿毛が現れます。そっと触れると心地よく、ついフワフワの芽を撫でてしまい、なかなか作品作りに入れないことも。枝は色が赤い面と緑の面があり、赤い面が表面となるため枝のラインをよく見ながら、曲線を生かした作品に仕上げました。

 スキー教室で中学2年生の生徒たちがいなかったため寂しい部活動になるかと思いましたが、柳の曲線とポイントとなる水仙やピンポンマム(小菊)の高さについて、楽しく検討しながら作品を作っていました。