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歌舞伎鑑賞に出掛けました

 

 6月19日(水)東京 半蔵門にある国立劇場で開催された「第95回歌舞伎鑑賞教室」に中等部全校生徒が足を運びました。演目は、江戸時代中期に活躍した科学者・平賀源内が「福内鬼外」の筆名で『太平記』を題材にした『神霊矢口渡』を鑑賞しました。公演の前には、歌舞伎役者の中村虎之介さんが歌舞伎についてわかりやすく解説をしてくださり、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。歌舞伎公演では解説してくださったことを参考に、矢口の渡しを舞台に、南朝方の武将・新田義興(よしおき)を謀殺した渡し守「頓兵衛」とその娘とのドラマが繰り広げられ、中でも後半に演技された人形の動きを取り入れて演じる“人形振り”の演出時には舞台に注目する生徒が多かったことが印象的でした。

尚、生徒の帰宅時に小田急線の事故によるトラブルがありましたが、劇場内では携帯等の電源を切っており、また、通勤ラッシュを避けて流れ解散にしたため、全体に情報が伝わらずご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。